11/26,27塩川杯レポート

11月26,27日東京夢の島にて、第8回塩川杯日本古武道大会が開催されました。
初日は講習会と審査会、二日目に試合という内容です。寶祥会久喜からは、小林、大江、両角が参加をしました。
居合の全体稽古では、岡崎宗家直々のご指導がありました。
このご指導の際、毎年無外流剣法十訣のお話をして下さいますが、今年は今までの獅子王剣、翻車刀に加えて、∞(無限、8の字)のお話をして下さいました。振った太刀がそこで終わる事なく∞のように次につながっていく、振り終わりが次の始まりとなるようにというご指導でした。鳥が翻りながら飛ぶようにという例えが、とても心に残りました。
杖の稽古では、下関よりおいで下さった岩目地師範にご指導を賜りました。岩目地師範の杖の強さ、杖先の鋭さ、正確さを見るにつけ、自分の杖がただただの木の棒に思えます。。
この時間には、翌日の試合で太刀を持っていただく國分先生と稽古をしました。本当に勉強になりました。
二日目の試合は、居合、杖、糸東流空手、琉球古武道の部が設けられ、日々の稽古の成果を試しあいました。
大江、両角の二人は惜しくも入賞はなりませんでしたが、前回よりも勝ち進み、内容も上達した試合をする事ができました。小林は居合道3位、杖道2位でした。こちらは反省の多い試合内容でした。
午後の師範演武や、試合に向けての稽古、試合後の師範方のご指導など、内容の濃いとても充実した二日間を過ごす事ができました。
今年残り、来年とまた稽古を頑張ろうと気持ちを新たにしました。